長丘は福岡市の中央部、鴻巣山の南麓に広がる。南に長住の丘陵地が広がり、その先に油山、片縄山系を望む佳境である。
福岡藩の藩儒、貝原益軒が江戸中期に編纂した「筑前国続風土記」は、「この地は、今は閑寂の里であるが、古く、古墳が群集して百塚と呼ばれた。」と記し、太古のこの里が、古代氏族が跋扈する殷賑な地であったとしている。今、都市化により郷土の古い記憶が急速に失われつつあります。
そして、地域に育まれた伝統、文化を共有して、地域の歴史に学ぶ必要性が叫ばれています。
「長丘歴史の会」は、地域の古い記憶を発掘し、その記憶を郷土史として記録しておくことが、この里の活性化や発展に繋がるものと考えて活動しています
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